午後九時からの3時間が4日の間で一番楽しかった。
夜食を買いに近くのスーパーにむかって
昼間の暑さが消えた川縁を歩きます。
犬の話なんかをします。
おそろしく地味でささやかなこんな時間こそが
一瞬世界の存在を忘れさせてくれます。

愛が孤独を救うことはないのだ
恋だけが
一時
人の孤独を忘れさせる。
ただ恋だけが
一瞬
愛の無力を忘れさせる。

『カプートの別荘へおいで』/吉野朔美

そしていつもこの最後のシーンを思い浮かべる。

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