何回目かの満月。

2005年3月26日
おなかが痛くてふとんをかぶったまま
ビデオをみながら眠ったりしていた土曜日。
夕方、鎮痛剤を買いに隣のスーパーへ。
雲に隠れながらも、月がみえました。
今日は満月です。

「四月物語」好きな映画です。
桜がまだみれないから、ビデオまたかりてみようかな。

去年の今頃、Yとはじめて眠った。
そして桜をみに連れていってもらった。
翌日は満月で、海の傍で月を見て
その夜はセックスしてふたりで眠った。
こころの繋がりなんてそこには必要ないと思っていたけれど
ただ寂しさだけでカラダが繋がり続けるには
わたしには難しかった。

寂しかったわたしにとって「寂しい」という言葉を紡ぐ
彼との眠りは必然だった。
でももう無理なんだなあと、寂しく思った。
さっき交わしたばかりの幾つかの言葉を即座に消していく。
思い出を美しいものにするためには
現実に痕跡を残さないことだと思うから。

恋愛が始まる前の、「それから」を知らない、
ただ期待感とほのかな幸福感だけの、
あの感じが1番好きなのかもしれない。

ゲームをしてうまくいかなくなっては
リセットボタンを押してゲームをはじめからやりなおす。
現実はリセットできないから
わたしたちは後戻りできないゲームを
ただ淡々とやり続けるしかないのだろうか。

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