進み方の遅い時計は

2005年6月16日
不安定な自分のようで。

園子温さんの「桂子ですけど」をみる。
1時間1分1秒ではじまり終わる物語。
こんにちわ、さようなら
おはよう、おやすみなさい

句読点のないまま、永遠に閉じられない物語を想像してみる

気づいたら眠っていて、ビデオは園子温本人を映し出していた。

火曜日から日曜日までの6日間
結婚休暇というものをとり、
新潟の彼のうちにきて、
結婚式の準備に費やすはずが
セックスと睡眠と掃除と食事に終われて
少ししか進まなかった。
(正確にはまだ進んでいないと書くべきか)
相手のどこにひかれますかという質問に
何度となく出会う。
そのたびにうまく答えられずに、苦笑いを浮かべる。

彼は多分出会ったときから
何の躊躇もなく言葉をかわせる数少ない人のひとりで
夢見がちなわたしを
許してくれている優しさと
私が手をかさなければという変な弱さといった
幾分かの誤解で私たちは関係づけられている。

さようなら、こんにちわ

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