「Beauty and the Beast」

2005年11月12日
劇団四季の「美女と野獣」をひとりみてきました。
ベルは本を読むことを愛していて
その理由は「平凡な日常を離れお話の中で冒険できるから」。
野獣にも本を読む楽しさを伝え
ともにこころが通い合っていくところが好きだった。

タリウムを母親に摂取させていたという女子高校生の
中学時代とかみていると自分に近いモノがあった。
わたしも中学時代は周りと話が合わず、
それよりは図書館でひとり本を読むことを好んだ。
興味の対象が近しいひととは
幸運にも大学のサークル活動を通し幾人かと出会え
やっと楽しく会話することを知った。
興味の対象が、芸能人や恋愛や噂話ばかりではないことも許してもらえる環境であってほしい。
またひとりでも、誰かとそのときに出会っていたらと
思わずにはいられない。

今読んでいるのは
ポールオースターの「リヴァイアサン」。
オースターは大好きで、「リヴァイアサン」も一度は読んだけれど
また今読み返すと前とは違った喜びがある。
本は読むことでやっとその存在をあらわし、
また再び読み返すことで、やっとその存在理由に近づける。
(誰かの受け売りだが。)
ほんとにそう思います。
今は「リヴァイアサン」を通じてよい思考の旅にでかけられそうだ。

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