行人

2005年12月20日
大学の授業で一年間夏目漱石の「行人」と思いもかけず向き合った。
ひとりよがりな読みではわからなかったことが
田中先生とその他のみんな、また論文を通して
また何度も読んだり考えたり
そんなことを通して
少しずつ「行人」の本当の姿が見えてきた気がした。

たどり着いた先
そこは一郎の寂しくて凄惨なこころの希求の精神世界だった。
どこに行くのだろう。
近代の苦悩の具現である彼が生きたその先を
わたしたちはもっともっと奥まで歩きはじめている。

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