「装苑」をみてピータ・カレセンの切り絵のページで手が止まった。
ものについては、できればずっと使えるもの、永遠に愛せるもの、であってほしいといつもいつも思いながら選ぶし、探す。
でも、この「紙」という媒体は、もともとが薄っぺらくて、切り刻むと更に儚い。そこにピータ・カレセンは小さな物語をいくつも仕掛ける。いつか消え去るものとして。いつか消え去る前提として。いつか消えるもの、儚く消えるもの、こういうものをもつのもいいな、と思えた。いつか消える私としては。ね。

http://www.petercallesen.com/index.html
とても美しくて好きです。A4サイズがたまりませぬ。
こんな素敵なものを一枚の紙から生み出せるなんて魔法の手だ。

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