「カナカナ」

2007年11月13日
http://www.takurama.net/kanaiv.html
この映画は彼の前の彼女が好きだと言っていた映画で
三上博史が好きだと言っていた映画で
それ以前に私がずっとみたいと願っていて叶わなかった映画。

「うたばん。」と「Mステ」ぐらいでしか音楽を知れない環境にいるので、ついにTSUTAYAディスカスに手を出してみた。しかも無料期間で当面の音楽的欲望を達成する気満々の私。とりあえずくるりの「ワルツを踊れ Tanz Walzer」と「カナカナ」が到着。久々のくるり。こどもが眠ったあと、静かに「カナカナ」をみはじめた。

今「依存」について考えているところだったので、「カナカナ」もなんとなくそういう映画なのかな・・・とあらすじをみて
想像していたけれど、実際は「家族」のお話だった。
主人公の女性は、なんとも身近なルックスとそれでいてどことなく艶っぽくて時折どきっとするほど綺麗にもみえる不思議な魅力がある。映像の近さとあいまってリアル。車での独白がすごくよい。
私は自分の大学時代を少しだけ思い出した。
30歳の女性と13歳の男の子の短い短い夏の物語。
毎日甘いものは好んで食しているほうだが、毎月生理のはじまる前になるとクレーヴィングが特に高まる。チョコ一箱にクッキーに。それでもまだまだ全然満たされなくて、冷蔵庫を物色。お腹の調子も同時に悪くなり、ああまたはじまるのかと安堵と少しの倦怠。そして眠くなる。

授乳時の生理では母乳の味は変わるらしい。(それも美味しくないほうに。)それでなくても夜3回は目覚めているチビさんは泣いて母乳を飲んでやや暴れ落ち着いてまた眠る。何度も目覚めるせいか、朝も起きるのが前よりも遅くなった。私もそれにかまけて眠る。期限付きの幸せ。ああそれでもいいね。
「いままででいちばん好きな本はなに」と雪雪さんとこをみては考えているけれど、すんなりとはでてこない。

夢をみられる本が好き。もしかしたら「エルマーの冒険」かな。保育園で読んでもらっては、いつも自分もその冒険の中にはいっていけたから。あれが私にとっての魔法の本だったのかも。そんなものはなかったと落胆したのにうまく思い出せなかっただけかもね。

「これからどんな本と出会うの」。これは私の中の問い。
図書館や小さな、大きな本屋さんで書架の中に立つとああこんなにもあると思う。でも私がこの中から出会えるのは限りがある。自分でそれを選び取る。だけど色んな人と出会って選び取る本も少しずつ増えて変わってきた。でもホントの私が出会いたかった本はどれだろうとぼんやりと夢想する。保育園の私が夢をみたように。

生きるということ。

2007年11月6日
なんだか眠れなくてベッドを抜け出し
先ほど、教えてもらった友達のブログをみて
またいつものブログをみて
DiaryNoteのみなさんのところをみて、ぼんやり考えたこと。

あたりまえのことだが生きるということはつらいことの集積よりもできうる限り楽しいことの連続であってほしいと思う。
今日かいま見た友達のブログをみてその溌剌さに刺激された。
ひとが何かと出会って夢中になれることの素晴らしさ。
(そしてその友達がつらい体験をしたことも私は知っている。しかし彼女は前向きで明るい方向をいつも向いているようで、話していていつもこちらまで気持ちがゆるく解けてしまう。)
あまりの生き生きとした生の表情に、くらっときてそして自分のことを思って少し恥じた。でも私もある意味楽しい時間を過ごしている。
それをみられること、また自身がそうなれることの幸福を一瞬強く思った。
地味であってもこれからの生が心動く一瞬(の連続、できうる限り)でありますように。
おやすみなさいませ。
昨夜はチビのご機嫌麗しゅうなく、寒いかなとは思いつつチビをブランケットにくるんで外へ。
外気の冷たさのせいか、彼(チビ)の泣き声も一瞬で止む。
あー少し曇ってんねー星も月もみえるかな?と空の片方をみあげるとほぼ円形の月が。ふたりでお月見の夜でした。
弥太郎さん編集に負けてついについに『暮しの手帖』を買うようになってしまい、また雑誌が増えてきた。
図書館では過去の『BRUTUS』を借りてきては、チビが眠った夜時間のおともにしている。(うちの近所のちっちゃな本屋にはおいていないのが残念。)

今日そのちいさな昔ながらの本屋で買ったのは『別冊 暮しの手帖 わたしの好きなインテリア雑貨』。こういうのをぼんやり眺めているだけであたまも気持ちもほぐれてくる。色んな人がそのひとのお気に入りの雑貨を紹介するという今時よくみる企画ではあるがそれを差し引いても素直にとても楽しい1冊。このひとたちはたとえそれが壊れたとしても補修したりして大切に使うんだろうなあと思えてくる。「物」に思い入れと年月が加わると、ぐっと魅力が増してくる、そんな物にあふれている。

その雑誌の中でも好きだったのは、黒柳徹子さんの集める『ガラスのペーパーウエイト』。とてもとても綺麗で、あるものには物語りすらありそうで、はじめてこういうものを知った。ネットでも検索してみるととても深遠な世界なんだなーと垣間見。実物がみたい。触って傍らに置きたい。そんなひとつといつか出会えるだろうか?
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。
『平家物語』

今読みたいのは古典。文学部国文学科だったのに、読み通したのって多分『和泉式部日記』(授業で年間通して読んだー)ぐらいだな。今からでも少しずつ読みたい。

(おせっかいやくのは得意やないし
 どなられたりしかられたりするのも苦手)
「でも、悔しそうでした」
「一番したいことしなかったら絶対後悔します」
『ちりとてちん』

いやだけど苦手だけど、それでも言わずにはいられなかった言葉。それを聞いて涙がこぼれた。最近涙もろい?最後は笑ったけど。がんばれ喜代美!

小さい秋。

2007年10月12日
小さい秋。
新潟から福岡に戻ってきたら、まだ夏が存分に残っていてサンダルもってくればよかったなと思ったのが先週の火曜日。
でももう気づけば朝晩寒くて、こどもにも生涯初・・・ではなかったが長袖のTシャツなんぞを着せてみる。
福岡は最高気温今日は25度、新潟は21度。
天気予報は2箇所チェックする癖がついた。

小倉にある書店で、『銀色ナイフ』をかったときにブックカバーをお願いした。そしたらいつものものではなく、なんだかかわいい模様。あとでゆっくり眺めていたら、リリーフランキーさんのかわいいイラストレーションでした。(見えるかな?)
リリーさんは小倉にも住んでいたことあるしその繋がりかな。
(夏の門司海峡花火のNHKの中継にもでていてそのときは少し笑ってしまった。)
「BOOKUOKA」のつづりがかわいい。
小さな秋、小さな喜び。

あと北海道物産展と京都物産展のはしごをし
村上開新堂さんのロシアケーキ(クッキー)をはじめて食べた。
イノダコーヒーはベビーカー押している身には狭く断念。
地階でアンジェリーナのモンブランをお土産にして2日間楽しんだ。
遠くにいても色んな味が味わえる幸せ。物産展が好きになってきたのは年のせいかもしれない。
(でも京都のあの町にも、未踏の北海道にもいつかいってみたーい。)
甘いものの秋、いや年中私は甘いものが好きです。
ほっと一息つきましょう。戦場はいつだって気づけばそこにあるのだし。せめてひとときでも忘れて。
皆様によい秋を。
実家に帰ってきっと一冊だってまともに読めもしないのに
ついつい図書館で本を借りてきてしまう。

こどもには『いないいないばあ』と『なーらんだ』を借りた。
内容よりも絵本の形が好きで、すぐに噛もうとするから困ってしまう。
でもでも一瞬でも絵本をみて笑顔をみせてくれるのは何でだろうとてもうれしいことですね。

ちなみに自分用に借りたのは以下の三冊。
那須田淳『一億百万光年先に住むウサギ』。表紙の絵が好き。ゾーヴァが描いているのね。内容はまだ読み始めたばかり。読書感想文課題図書、っていうところに期待がもてる。
川上弘美さんの『大好きな本』。川上さん大好きー(と告白してからはじめて気づいた、みたいな。)また本への扉が開かれるだろうか?楽しみ。
ミシェル・ウエルベック『素粒子』。SF?

あ、最近買った中でオススメは
伊藤比呂美『とげ抜き新巣鴨地蔵縁起』と銀色夏生『銀色ナイフ』です。
伊藤さんのはもう内容も見ずにみつけたらすぐに買う。(だってすぐに消えちゃうし。)言葉とリズムと日常と呪文の中で一瞬たゆたえる。いつのまにかカリフォルニア、そして熊本。と思う。生きているうちに一度はお会いしたいなあー(これは余計なこと?)
銀色さんの『銀色ナイフ』というタイトルがスキ。雪雪さんのHPをみて発売に気づいたよ・・・するどい言葉に切り刻まれて、気づかされてそして治癒していくものもあるなあ、と思いつつ、自分の今の状況にひきつけて考えて少しずつ読んでます。

読んでいる途中の、今のところはどちらもとてもよい。このまま最後まで連れてっておくれ、と願う。私も旅の途中か。

来週の火曜日に新潟に行き、ちゃんと話し合う。
離婚、でもそうじゃなくても、前向きに生きられるところへ進む予定。
恋人、よりも私には友達がいたんだ、と気づかされた一週間。
全ては自分の責任だとわかった一週間。本と友人とただ見守ってくれる親とこどもが私にはいる。だから私はがんばれる、予定。せめてものにこっと笑顔で。でわでわ。

ほしいもの、ふたつ

2007年9月20日
ほしいもの、ふたつ
だから私は3人で暮らすの。だって3人ならひとり死んでもさびしくないでしょ?

手元に本がないので正確な引用ができなくてすみません。でも私の中には、この言葉がずっと残っている。白倉由美「東京星に行こう」より。

大事にしていたグラスのふちを不注意で欠けさせてしまった。買ったお店に問い合わせるともう在庫はないとのこと。大事なものはひとつでいい、と思っていたけれど、もしもふたつそれがあるのなら、もうひとつそれを買うことにした。だって悲しくないからさ。(いや、悲しいけど。)
もちろんそのふちの欠けたグラスはまだまだ大切に使っている。冷たいものをこのグラスにそそぐと、とても綺麗。

写真は、もはやおしゃれ主婦必須アイテムといわれているブラックパラティッシ。もちろん2枚買いましたーただの言い訳にしかきこえないかも。ボウルも買う予定。黒のプリントに食物がよく映える。
ほぼグレーこどものことではキイロに覆われた我が日常ではあるけれど、こども以外にも楽しみがひとつできた。
「我輩は主婦である」である。
http://www.tbs.co.jp/ainogekijyo/syufudearu/
彼が香港経由で手に入れた「我輩は主婦である」のDVDを毎日少しずつみるのが楽しみ!
1話目から宮藤官九郎の天才を疑わない作品。斉藤由紀もミッチーもその他の皆さんも熱演で、盛り沢山。このまま40話までつっぱしっていってほしい。なんだかんだ言ったってTBSのホームドラマは面白い。「夫婦道」http://www.tbs.co.jp/fufudo/も昔のドラマもホントによかった。今は夢のような恋愛か、近すぎる家庭の問題のドラマをみたい。私も年をとったということか。いや昔からそうだったね。おすすめです。

アキラメル?

2007年9月19日
あきらめたことの数だけため息をついてしまう癖がついた。
ありがたなくない癖、ふうー

なんだかんだなんだかんだと次から次へと(どうせなら一気にくればいいのに)私を悩ませる事項が押し寄せてくる。何もほとんどやる気がおきず、こどもを抱いて散歩に行っても無言で脳内自己会話(「わたしはどうすれば?」)を繰り返しているだけで傍目にもチビにもきっと危ない人だろう。
理系兼業主婦日記(http://d.hatena.ne.jp/pollyanna/)をふとみて、あー視点を外に向ければいいんだーと光明のようにすがりつく。ただの逃げでしかないけれど、逃げることも必要なときがある。いつかは対決せねばならない。しかしもう体力も精神力も残り少ない。あまりに理解不能のことが多い。知ったのは人間は欲に弱い、ということだけだ。それにしても、あまりにも弱すぎる。

しかし私の中に「アキラメル」という言葉は存在しないのだ。だからこそもがいているのだけれども。どうなることやら。

じゃきじゃき

2007年9月18日
私は服が好きだ。
特に本当に気に入ったものは、買った1〜2年は大切過ぎて着ることができなかった。
今は服にも私自身にも賞味期限があることをわかってしまったので、「今」の「私」が「お気に入りの服を着る」っていうことが大事だから、なるべく大切なときに大切な服を(前よりは積極的に)着るようになった。
お気に入りの服をきて外を歩くときのあのはずむような気持ちはこどものころからあまり変わっていない。

そんな服たちの行く末だが、何度も着てしまって色があせてしまったり、破れたり、飽きたりしたものは、ある程度ためておいて最後には鋏で切り刻む。そして即席ぞうきんに生まれ変わるのです。(実家では「ウエス」と呼んでいた。)ここまで付き合えたら本望と思いながらも今朝4枚くらいTシャツを切り刻んだ。一緒に色んな気持ちも切り刻んでみた。鋏がじゃきじゃきとなる。こどもはまだ目覚めない。
毎朝BSで少し早めにみている朝のテレビ小説(って今更ながらすごいな)『どんど晴れ』。(あれ「どんと」が正解?)
旅館をのっとろうとしている秋山を主人公の若女将夏美が「秋山さんは、よい方だと思っていますから」というシーンで、あんたそりゃ信じすぎだよ、とつっこんでいた。その頭の片隅で「信じる」ということの効用についても考えていた。

ひとは「悪い人」と言われるよりも「いい人」と言われたほうが、断然「いい人」になる可能性が高い。それは言葉による「言霊」効果もあるだろうし、その人の信頼を裏切りたくないという気持ちの表れでもあるだろう。(その言葉にがんじがらめになって、その精神的圧力から逆方向につっぱしってしまうという可能性も無きにしも非ずだが。ある程度の性格と程度と表現の仕方もそこには多くかかわってくるだろうケド。)

私は「信じたい」と思う。
それは何よりも人間の善なる可能性にかけたい、という訳でもなくただ単に私のもっていた過去の善なる「彼」の姿を失いたくないからだ。それは私の依存によってでもあるかもしれない。物事がそのほうが滞りなく進む(かのように見える)からかもしれない。私は何度も「信じる」ことを繰り返し、彼は何度も「嘘」を繰り返す。
私が「信じる」といいながらも「信じ」てはいないのが原因なのかもしれない。(全ては私でなく、彼の中にあるのでそれは全て仮定でしか表現できない。)
私の言葉が届かないところにいるのかな、と思う。
もう「信じ」ない、と思う。
今見たい映画、もしくは必ず見るもの。覚書。

「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 序」言わずもがなhttp://www.evangelion.co.jp/

「松ヶ根乱射事件」KERAさんも、他のブログの方もすすめているのみて俄然みたくなった。
http://www.matsugane.jp/

「キサラギ」小栗旬が好きっていうのを差し引いてもみたい!http://www.kisaragi-movie.com/

「秒速5センチメートル」ただただ会いたい。
http://5cm.yahoo.co.jp/

「めがね」「かもめ食堂」の気持ち良さ、にまた会いたい
http://www.megane-movie.com/

「善き人のためのソナタ」わたしは変わりたい、と切に願うのです。

「バベル」繋がりたいわかりたいでもできない
http://babel.gyao.jp/
救急の日。昨日のNHK「スクスク子育て」も赤ちゃんの事故対応の特集だった。きっとその現場になったら、訳がわからなくなってしまいそうだから、そうならないためにも、注意にまた注意を重ねて私の場合は、やっと平均値近くになる。あとはもうしょうがない。(とは絶対割り切れないだろうが。)しかし心配性すぎて、こどもに何もさせない親になりつつあるのでそれも気をつけねば。

BRUTUSの茂木健一郎特集がすっごい面白かった。これバックナンバー手に入れたいけど無理かな。ここまでくると親の関与も遺伝も何も飛び越えている気がする。どこまでも遠くへ、私の見えない場所をみせてください。少しずつ本を読んでいきたい。http://www.kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/
知ることの喜び。わたしも何処かへいけるだろうか?

図書館からかりてみていたエディシオン・ドゥ・パリ編「パリのカラフルなインテリア」がよい。このシリーズ、他3冊程もっているがこれも是非買いたい。こんなに多色使いなのに、全然疲れない。むしろ落ち着く感はなんだろう。薄いピンク、薄い紫、グレー、白。色の使い方に何度もはっとさせられた。私、ブランドものも大好きだけど、インテリアにおけるホントのセンスのよさっていうのは、ブランドものをずらっと揃えることじゃなく色や物の全体的な調和だってことがよーくわかる。それぞれの小物はスゴク個性的なのに!!!こんな部屋にしたい。ああ、楽しい。

発売の1週間前に届いた大橋歩さんの「arne」。
毎回楽しみだけど、今回はzakkaの吉村さんのセカンドハウスがみれたり(なんであんなにシンプルで気持ちいいお宅なんだろう!)、一度行ってみたいと思っていたハリッツのドーナツをみてますますドーナツ熱が高まったり、伊藤まさこさんの新居をみれたり(三谷さんと再婚されたのを最近知ったので。吉村さんとはまた違った「白」の美しさを感じるお部屋)、あかね会のマフラーにうっとりしたりですごーくよかった。
おかげで長野県松本に行きたい熱もでてきた。素敵なお店が沢山だから。もう少しチビが大きくなったら行けるかな?
松井冬子さんの絵のタイトル。今のうちのPCの背景。
ぼんやり眺めては「世界中の子と友達になれる」と絵のことを考えたりしている。
東京にはとうとう行けなかった、心から残念。

日経新聞

2007年9月4日
毎朝チビを抱いて駅の売店まで新聞買いに行くのも楽しいけれど、雨だと行けない。
ということで日経新聞の購読を決める。
実家は毎日新聞で、父が時折日経を持って帰る感じ。私自身も今までも毎日しかとったことなかったけれど、なんだかつまんなくなってしまったのと(「毎日かあさん」ぐらいしか楽しみがない)、日経の文学系と日常系の記事がいつも好きだったから思い切って変えてみた。

朝起きて、ポストに新聞て久々いい。
チビがますます新聞を食べようとかまえているのがまたイイ。
小川洋子さんの『ミーナの行進』を読了。
結末をがまんできずに以前ぱらっと読んでしまっていたが
それでも丁寧にそこまでたどり着いてみると、我知らず一粒の涙が。本を読んで泣くのなんて久しぶり。それはすごく気持ちいい行為だった。(それは泣き叫んで誰かを糾弾する涙とは全然違っていて。)
『ミーナの行進』、すごくよかった。児童文学とも手触りが近い。この小説に描かれている、私の知らない(なのに)私の知っている「昭和」に生まれてよかったな、と思った。

夢の一年間。その夢があるから生きていけるんだ。

一日雨

2007年8月22日
彼の誕生日だが、朝から電話で大声鼻水鼻づまり。でも互いに言いたいことを言えたのでいいと思っている。言えたのか?でもどうせいつか消えるのなら。

「取替え子(チェンヂリング)」ではないか?とぼんやり外でこどもと雨を眺めながら思った。それにしてもいつから。

実家から自分で送った荷物の他に、母からクール便が届く。中には私の大好きな天秤座のパンと着替え。着替えもひえひえでした。ありがたや。大切に食べたい。

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